初心者におすすめ!分散投資4つの手法でリスク回避する方法?

分散投資とは?

分散投資とは、対象投資商品を1本ではなく複数運用することによって、たとえその中の1つがマイナスになっても、他の複数商品のプラスで、その不利益を相殺する手法です。その分散投資の手法には、大きく分けて4つあります。

  1. 国や地域の分散
  2. 株式や債券などの商品の分散
  3. 円やドルなどの通貨の分散
  4. 積立などによる時間の分散

これら4つを組み合わせることで、よりリスク軽減をコントロールでき「損失を抑え利益を上げる」ことが期待できる、投資する上でとても重要な手法です。

分散投資は初心者ほどやった方が良い理由とは?

たとえば、あなたが1社だけの株式投資をしたとしましょう。この会社の業績がとても良ければ、あなたは大儲けすることが出来るでしょう。

でも、もしこの会社が大赤字を出して、株価がグンっと下がってしまえば、あなたは大きな損失を被ってしまいます。1本に全財産を掛けて投資した場合、当たれば大儲け、ハズレれば大損するリスクがある訳です。

実際にはプロの投資家でも、リスクを相殺する手段として『分散投資』をしています。ただプロの場合は、短期間の利益を最大限にするために、かなりの勝負に出ることが多いです。

しかし、私たちは投資のプロになるわけではありません。会社員という本業のかたわら、自分(家族)の将来のために少しでも資産を作るための投資です。つまり投資リスクはできる限り少なく押さえるのが、私たちの投資法の正解となります。

そのためには、一か八かの1社買いで大博打を打つのではなく、1社がダメでも他の企業の利益で相殺する方法として、分散投資をするのが投資の王道手段です。

分散投資4つの手法

投資リスクを分散するための手法は次の4つが考えられます。

国や地域の分散

1社掛けの危険と同じく、例えば日本企業のみに投資すると、今の時代のように『円安』になると日本経済が停滞し、株式の伸びも横ばいや最悪の場合は下落する可能性があります。

安全面を考えると、1カ国よりも2カ国、5カ国、10カ国・・・と、国や地域が多彩であればあるほど、日本がダメでも米国や新興国がカバーしてくれる方が、リスクを分散することが出来ます。

結論は、国や地域をまたいで多ければ多いほど、リスクは分散されるのでおすすめです。

②株式や債券など金融商品の分散

債権だけ。投資信託だけ。株式だけ。とやるよりも、いろいろなジャンルの投資商品を含めたほうが、リスクを分散できます。

結論は、可能であれば投資対象の金融商品も、多彩なほうがリスクが分散されます。

③円やドルなどの通貨の分散

もう、お分かりですね。通貨も1国の通貨よりも、日本円、米ドル、ユーロ・・・と、多くの種類の通貨に分散して投資することが、リスク分散になるのでおすすめです。

④積立時期などによる時間の分散

時間の分散というと、なんだか分かりにくいですが、ひと月に一括で120万円購入するよりも、月々10万円づつに分けて積立した方が、金融商品の価値がより平均化されるために、リスクは抑えられるということです。

一括のお金が用意出来なかったり、リスクをできるだけ少なく抑えたい人には、月ごとに積立する事でリスクが分散されるためにおすすめの購入方法となります。

分散投資の組合せ方おすすめ銘柄は?

投資をほとんど知らない初心者にとって「投資はギャンブル?」的なイメージがある人も多いですが、実際は違います。この分散投資の手法を組合せることで、リスクを可能な限り小さくする事も可能になります。

分散投資の①~④のそれぞれの手法一つでも、リスクが分散されます。しかし、これら①~④を複数組合せることで、さらにリスクを軽減する可能性が高まります。これが分散投資であり、リスク回避をしながら投資の利益を上げていくことが重要です。

分散投資でリスクを抑えながら、投資利益を上げていく、そんな銘柄をどうやって探したら良いのでしょうか?また、私たちは投資初心者ですから、一日中モニターとにらめっこをしている時間も投資趣味もありません。できるだけ簡単な運用でリスクを押さえつつ、利益が上がる銘柄でおすすめが、全世界の多様な株式に分散投資をしている投資信託「全世界株式インデックスファンド」です。

分散投資の理想の銘柄全世界株式インデックスファンドをすすめる理由

私たち投資の初心者向けの銘柄は、本当に簡単な商品が向いています。投資が本業ではありませんから、できれば投資したら「ほったらかし」ても、分散投資型でリスクが少なく、でも利益はそこそこ出る銘柄。そんな金融商品を選ぶべきです。

それが全世界株式インデックスファンドです。

全世界株式インデックスファンドの特徴を簡単に説明すると・・・

  • 平均50カ国ほどの国の優良企業に投資する分散型投資(国の分散)
  • 世界の中型~大型株式約3,000~8,000銘柄に投資(銘柄の分散)
  • 50カ国ほどの通貨(通貨の分散)
  • 過去の実績がプラスであること
  • 信託報酬がとても安い

と、初心者がほったらかして投資するには理想の金融商品です。だからNISAでもiDeCoでも、全世界株式インデックスファンドの一本がけをおすすめしています。

全世界の国に分散している。最大8,000銘柄の株式に分散している。50カ国ほどの通貨に分散している。しかも過去の実績がプラスであり、手数料の信託報酬がとても安い。

分散投資の王道が、全世界株式インデックスファンドです。初心者には、これだけでOKです。

まとめ

分散投資には4つの分散手法があります。

  1. 国や地域の分散
  2. 株式や債券などの商品の分散
  3. 円やドルなどの通貨の分散
  4. 積立などによる時間の分散

投資する金融商品を1銘柄ではなく、複数の銘柄に投資することによって、万一の際のリスクが平均化され金銭的ダメージを軽減することが出来るために、投資の世界では分散投資は必要不可欠です。

特に私たちのような投資の初心者には、モニターに張り付いて運用を操作する時間も知識もありませんから、一度投資したら、あとは何もせずにほったらかしておいても利益がでる銘柄を選ぶ必要性があります。

その条件にピタリと合致する金融商品が『全世界株式インデックスファンド』です。全世界株式インデックスファンドであれば、始めから①国の分散、②株式の分散、③通貨の分散がすでにされており、さらにつみたてNISAならば④の時間の分散も同時にできてしまう、理想の王道銘柄です。

ここでは、分散投資の知識をできるだけ分かりやすく解説しましたが、実際にNISA、iDeCoを運用する際に選ぶ銘柄は、全世界株式インデックスファンドを選ぶことで、完全な分散投資が完成します。

参照文献

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