ふるさと納税は良く聞きますが、実は「やり方がイマイチ分からない」という人が大半です。
というのも、総務省の統計によると、ふるさと納税をしている人の割合は、わずか12.45%です。
つまり「ふるさと納税初心者がすごく多い」という事で、初めての人にも分かりやすく解説していきます。
やり方さえ分かれば、ふるさと納税は絶対にお得です。ぜひ返礼品を楽しんでください。
そもそもふるさと納税ってどんな制度?
ふるさと納税とは、自分の故郷だったり、応援したい自治体などを選んで寄付が出来る制度のことです。
ただ寄付と言っても、その寄付した金額は、年度内または翌年度の所得税や住民税として扱われるので、普段どおり自分の住んでいる自治体に税金を収めているのと同じことになります。
今住んでいる自治体では無く、他県の自治体に寄付して何が違うのかというと・・・
- 自分の自治体に税金を収めても何も貰えないが、
- 他都道府県の自治体にふるさと納税として寄付をすると約3割相当の返礼品がもらえます
つまり、同じ額の税金を自分の住む自治体に支払っても何ももらえませんが、ふるさと納税として他の自治体に寄付をすると、その寄付金は所得税や住民税の納付と認められ、その上に寄付した金額の約3割相当のおみやげ(返礼品)がもらえてしまう、というなんとも素晴らしい魅力的な制度です。
そのうち2,000円だけは自己負担になりますけど、それでも2,000円で寄付額の約3割が返礼品でもらえてしまう。
しかも寄付した全額は所得税や住民税としてみなされる・・・
だからやらなきゃ損!なんです。
絶対にやったほうがイイですよ♪
ふるさと納税の仕組みとは?
ふるさと納税は、本来は自分の住んでいる自治体に納税すべき税金を、任意で選択した自治体に寄付をすることで、税金の還付(所得税)や控除(住民税)が受けられる制度です。
例えば、気に入った自治体にふるさと納税として10万円の寄付をしたとします。
そのうちの2000円は実質の負担金として差引いた、9万8千円分が納税したとみなされます。
その後、自分の選んだ自治体から返礼品として、ふるさと納税サイトで選んだ品物・サービスが届くシステムです。
通常ならば9万8千円➕2千円=10万円の税金を、自分の住む自治体に納税して終わりのところ、ふるさと納税の制度を使うと10万円中9万8千円を納税とみなされ、しかも納税額の約3割程度(約3万円分)の返礼品がタダでもらえてしまう、なんとも嬉しい制度です。
絶対にお得だよ~♪
手続きは簡単!だったら今やりましょう!
ふるさと納税をやる手続きは、じっさい簡単です。
すべてふるさと納税サイトを使って、完了させることが出来ます。
(控除手続きは、自分でやるのですが、やり方はふるさと納税サイトですべて完結です)
➊控除上限額を調べる
控除額というのは、あなたの年収と家族構成によって、税金控除内の購入可能金額が決まります。これを超えてしまうと、ただの寄付金となって、所得税や住民税とみなされなくなってしまうので、注意が必要です。
控除上限額の計算方法は、以下の計算式で求めることが出来ます。
実際には、自分では計算がややこしいので、各ふるさと納税サイトに「控除上限額シミュレーション」があるので、それを利用しましょう。下の図は「さとふる」のシミュレーションページです(一例です)。
これなら簡単に概算が計算出来ます。
ただ気をつけたいのは、あくまで概算なので、計算結果よりも少なめに購入するほうが安全です。私もそうしています。
各ふるさと納税サイトのシミュレーションに任しちゃお!
➋自治体に寄付をする
実際にふるさと納税サイトを見てみましょう。百聞は一見にしかずです(^^)
この画像はポケマルふるさと納税のホーム画面です。
もちろんポケマルふるさと納税以外にも、たくさんふるさと納税サイトがあります。
この中から、好きな商品やサービスを選んで、寄付をします。
簡単です。
払いやすい金額からあるので
少額から始めてOKだよ!
➌控除手続きをする
控除手続きは次の2種類があります。
- ワンストップ特例制度
- 確定申告
どちらになるかは、下の診断チャートで確認してください。
①ワンストップ特例制度
確定申告をする必要がなく、簡単な申請だけで完了する「ワンストップ特例制度」。
できれば使いたいところですが、ワンストップ特例制度を使える人は条件があって・・・
- もともと確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者であること
- 年間寄付先が5自治体以内であること
- ふるさと納税以外に確定申告または住民税の申告を行う必要がない人
これらの条件を満たす人は、ワンストップ特例制度を利用出来ます。
ワンストップ特例制度は、寄付をした年度ではなく、翌年度の住民税から控除がされます。「購入して即適用」では無いので、知っておいてください。(でも翌年には控除されますよ)
②確定申告の場合
確定申告をする人の条件は・・・
- そもそも、ふるさと納税以外の確定申告が必要な人
- 年間寄付先が6自治体以上に寄付をした人
この条件にあう人は、ワンストップ特例制度は使えません。
年度末の確定申告で、寄付金分も同時に申告してください。
また、確定申告をした人は、ふるさと納税の寄付金は、今年度の所得税から、そして翌年度の住民税の両方から控除が行われます。
ふるさと納税サイトおすすめ3選
ここで、今人気のおすすめのふるさと納税サイトを3つほどご紹介します。
1. ポケマルふるさと納税
2021年9月に始まったばかりの新しい納税サイトで、母体である産直サイトポケットマルシェ (ポケマル) が直接運営する、ふるさと納税サイトです。だから他のふるさと納税サイトとは一線を画していまて、そこが人気の秘密です。
何が違うのかというと、一般のふるさと納税サイトは自治体が返礼品を登録しているのが通常ですが、ポケマルふるさと納税サイトの場合は、産直ECが母体となるため、直接生産者さんと連絡が出来たり、小規模な生産者の出品など、一般のふるさと納税サイトには無いような商品も多いのが特徴です。
とくに、訳あり、傷あり商品など、贈答向けではない家庭向けの返礼品も豊富(割安です)という、ちょっと面白いふるさと納税サイトなので、私はイチオシしています。
2. さとふる
知る人ぞしる「さとふる」です♪
CMでもお馴染みな大手なので安心して返礼品選びが出来ます。
さとふるは、利用したいサイトNo.1(2023年1月時点 調査実施期間㈱インテージより)、お客様満足度90%以上(2023年1月時点 自社調べ さとふるユーザを対象)と、自社発表ですが知名度は間違いありません。CMよく見ます♪
さて、さとふるの魅力というと・・・
- 自分のマイページから配送時期・状況が分かるようになっている
- さとふる自体が配送管理しているので、到着が早い(最短1週間)
- サイト内の返礼品のレビューが豊富で、選ぶのに参考になる
プレゼントキャンペーンをしょっちゅうやっているのでお得!
という、嬉しいことがいっぱいなので、こちらもおすすめです。キャンペーンをチェックしてみて下さい。
3. auPayふるさと納税
KDDIとau コマース&ライフが共同運営するふるさと納税ポータルです。
こちらも良くCM見ますね♪
auなので、Pontaポイントが貯まって、また使うこともできるので、auに加入している人にはお得がいっぱいです。
お肉や海鮮などグルメを筆頭に、人気自治体の返礼品を多数取り揃えているので、ここもおすすめ。
さすがauです!
まとめ
ふるさと納税は簡単です。やり方は・・・
- 自分の控除上限額を調べる
- ふるさと納税サイトから、好きな自治体に寄付する
- 控除手続きをする
たったこれだけ!簡単です!
同じ税金を収めるならば、ふるさと納税制度を使って、ぜひ素敵な返礼品をもらって下さい。