投資初心者が最初に読むべき10冊の本

この本は、著者が長い間実際に投資をしてきた経験が詳しく書かれています。

インデックス投資の歴史や方法、最終的にどうやって利益を得るかまで、投資のやり方がこの一冊に凝縮されています。株価が大きく下がったときの対処法や、具体的な銘柄の選び方など、長年の投資経験から得られた知識が、個人の視点で書かれている点がとても参考になります。これから投資を始める人にとって心構えを作るのに最適な1冊です。

第5章「涙と苦労のインデックス投資家15年実践記」では、筆者の投資の歴史が実際の損益グラフと共に紹介されています。15年の間、はじめ4年間は赤字で、特にリーマン・ショックのときには900万円ほどの損失を被っています。しかし今では、元本に対して150%の資産を作り上げました。最近の少々の下落など、全く問題にならないと感じさせてくれる、とても参考になります。

この本は一括投資（タイミング投資）という考え方を否定し、つみたて投資の方がずっと優れていると教えてくれる一冊です。古典ですが、今でも変わらない内容が詰まっており、積み立て投資の優位性を分からせてくれます。

『ウォール街のランダム・ウォーカー』（マルキール著）と並ぶ有名なインデックス投資の本ですが、個人的にはこの本をお勧めします。マルキールの本が歴史を研究したような内容なのに対し、エリスの本は実際の投資の世界での視点があり、さらに、現代の株式市場を「敗者のゲーム（ミスをしない人が勝つゲーム）」と見抜いたことに意味がある、非常に勉強になる1冊です。

1973年の初版から45年もの間、改訂を重ねながら読み継がれている古典的名著。改訂のたびに内容が進化しているベストセラーです。内容は深いですが、結論はシンプル。「ただインデックスファンドを買ってじっと待て」と言っています。

文量がやや多いのですが、この本を10回くらい読めば一般人としての金融リテラシーは完成するほど、すぐれた内容で、未だに読まれている名著です。資産運用の玉石混交が判断できるようになり、なにより単純に成功へと導いてくれるマインドを育ててくれます。

「株式をいたずらに売買しても儲からない」ということの理由を豊富なデータを根拠に論理的に教えてくれます。つまり投資の知識なくして、成功は無いということを言っています。なぜインデックス運用がうまくいくのか、理論的な根拠をしっかりと把握することで、現代のように市場が不安定になったときでも冷静に売り買いの判断力を身につけられる名著です。

「この本を読んで、人生が変わりました」という読者が続出の1冊。投資を通じてお金が社会と繋がっていることを知り、貯金しか知らなかった人の投資への考え方が変わるでしょう。

ただ単に投資を勧めるのではなく、社会の仕組みや働き方に対する見方を変えるきっかけを与えてくれる一冊です。

投資信託や株式に投資することとは、我々が社会に貢献することになり、最終的に自分に還元されると気づかされます。

相場が上昇するだけでなく、下げ相場での考え方も学べる、現代の名著です。

著者の藤野英人氏は、このサイトでも紹介している「ひふみ投信」の創設者であり、学問だけではなく、実際の投資信託（ひふみ）の運営を通したプロ目線の投資の考え方がわかります。

この本は、投資初心者が読むべきインデックス投資の入門書です。本サイトでも「放ったらかし投資」として、何度も紹介しています。

山崎元氏の教えは、まずは家計を黒字にすること。次に生活のための貯金を確保すること。そしてその後に、投機やギャンブルでは無い「長期投資」に取り組むことの優位性を教えてくれます。

投資を始める前に、お金の扱い方を教えてくれる1冊です。余裕資金をただ定期預金に入れておくだけでは増えない。確実な投資をして、資産を放ったらかしで形成すていく事を教えてくれる本で、おすすめです。

この本は、初心者にもわかりやすい解説があり、山崎先生と大橋さんのやりとりがとても面白いと評判の1冊です。

お金の運用方法がわからない人、投資知識がない人でも、具体的な方法が説明されていて、すぐにでも投資を始められると思わせてくれます。投資に関する知識が全くない人におすすめです。

なぜ貯金や投資が必要なのか、という基本的なことからしっかりと教えてくれます。すでに投資に興味がある人向けではなく、「お金がなくても国が何とかしてくれる」と勘違いしている楽観的な投資初心者の方に最良の一冊になるでしょう。

「他の人はどんなふうに投資しているのだろう？参考になるヒントがほしいなぁ」という気持ちに応えてくれる本です。

積み立て投資による資産形成は、長い旅のようなものです。旅のやり方は人それぞれですが、どんなふうに旅を進めているかを、実際に今旅をしている人たちの体験談から知ることができます。

最適な方法は一つだけではないことを教えてくれるので、どんな運用スタイルにするべきか悩んでいる人におすすめです。

この本は、出版されてから10年ほど経っていますが、積み立て投資の始め方から終わりまでをしっかり説明している親切な解説書です。初心者でもわかりやすく書かれているので、最初に読むべき本としておすすめです。

積み立て投資の効果や、どうやって地道に将来の準備をすればよいかが書かれており、あきらめるのはまだ早いと教えてくれます。まずはこの本を読んでみてください。

この本が発売された当初はとても新しい考え方でしたが、今読み返しても全く古さを感じさせない、積立投資の入門書です。

この本は「放ったらかし投資術」で有名な山崎元先生の本です。

山崎先生の本はいつも投資の方法だけではなく、生活や仕事への向き合い方も含めて書かれており、投資の原点から解説しています。

この本では、投資に限らず、お金に関する知識全般が得られます。そして、投資をどのように行うべきかも、総合的に理解できます。

さらに、書籍で紹介されている資産配分（アセットアロケーション）の説明がとてもシンプルで分かりやすく、初心者おすすめの一冊です。

この本は、投資を始める前に、まずは働いてお金を稼ぐことや、借金を返すことの大切さを教えてくれます。投資にお金を回すためには、まずは生活に必要なお金を確保してからのこと。普段の支出を見直す必要があるのです。

また、投資の判断を他人に任せてしまうといった間違った考えに陥らないように、自分に投資の知識をつける重要性も説いています。

全体的に、図を多く使ってわかりやすく説明されており、非常におすすめの一冊です。