SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの評価と利回りを徹底解説|デメリットは何か?

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)は、米国の株価指数S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動した投資成果を目指す投資信託です。

S&P500の値動きとドル円の為替の動きを確認すれば、大体の動向がわかり、簡単で高配当を好む人におすすめな商品です。

ソフトウェアやメディア、金融などの比率が高めですが、GAFAなどを中心に運用されているため、こうした世界企業の高成長の恩恵を受けることが出来る銘柄です。(GAFAとは、Google、Apple、Facebook、Amazonのトップ4社)

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

  1. どんな特徴の銘柄か?
  2. 利回りは?
  3. デメリットはあるか?
  4. 新NISA/iDeCoとの相性は?
  5. SBI・V・S&P500インデックス・ファンドが買えるおすすめネット証券は?

が分かるようになります。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとは?

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、GAFA(Google、Apple、FacebookやAmazon)を含むアメリカの代表的な企業500社の時価総額を平均した指数S&P500に連動した、米国株式に特化した投資信託です。

S&P500はGAFAなど世界を誘導するIT企業を多く含み、特に最近の米国株式の伸び率は凄まじいスピードで伸びています。特に直近の年利回りは+42.65%、過去5年平均で+18.74%というものすごい数字を出しています

ファンドの特徴

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはSBIアセットマネジメントが運用する投資信託で、業界最低水準のコスト(管理費用)を誇るとても魅力的な銘柄で、新NISAに人気のある投資商品です。

連動する指標はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数S&P500で、アメリカの代表的な企業500社から構成されます。つまり、この銘柄に投資すれば、経済大国アメリカの主要な株をまるごと買うのとほぼ同等のリターンを得ることが出来ます。

アメリカ経済の好調と円安の影響もあり、ファンドの成長率は上記のように、非常に伸びているのが現状です。
(上記のグラフは運用会社であるSBI証券公式HPより抜粋

連動している『指標(インデックス)』

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、アメリカの株式指数S&P500に連動しています。この指標は・・・

S&P500種指数とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。

S&P500は、米国の代表的な株価指数の1つで、米国株式市場全体の約80%の時価総額比率を占め、米国市場全体の動きを概ね反映していると言える動きをしています。

 

S&P500の組入銘柄として採用されるには時価総額が82億ドル以上、浮動株時価総額が41億ドル以上でなければならないなど、複数の条件を満たす必要があり、かつ独自のセクターバランスも考慮されている為、非常に信頼できる指標とされています。

ファンドの概要

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの概要
資産クラス 米国株式
運用会社 SBIアセットマネジメント
連動する指数 S&P500指数
純資産総額

ファンド規模

1兆4396.53億円

⭕非常に大きい

ファンド設立日 2019年09月26日
利回り(直近)

利回り(5年)

⭕44.26%(高い)

⭕21.73%(高い)

購入時買付手数料 0円
信託報酬

報酬規模

0.0938%

⭕安い

信託財産留保額 なし
新NISAでの取扱 SBI証券マネックス証券松井証券
iDeCoでの取扱 SBI証券マネックス証券
ファンドスコア ⭐⭐⭐⭐⭐
⭐5|非常に良い

㊟上記の内容は、私が個人的に楽天証券で運用しているため、その中からの最新情報を収集しています。今現在、楽天証券でSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの取扱はありません。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの利回り

以下はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの直近および過去5年間の利回り実績です。今は非常に良いです。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの利回り実績
タイミング 直近データ 5年平均
利回り% +44.26% +21.73%

このSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、S&P500に連動していますから、この指標の過去の動向から、今後の今しばらくの傾向も予想することが出来ます。
(上記グラフは運用会社である三菱UFJアセットマネジメントの公式HPより抜粋)

S&P500指標のパフォーマンス平均実績
期間 1年 3年 5年 10年 15年 20年 30年
平均利回り +35.0% +23.8% +20.9% +16.8% +18.6% +11.5% +11.2%

S&P500指標を見ると、10年平均で+16.8%20年で+11.5%30年だと+11.2%とずっと右肩上がりで成長し続けています。

指標に連動するために動向もわかりやすく、今後しばらく平均的に右肩上がりの傾向が続くものと予想されるため、今イチオシの投資信託です。

中級者~上級者に人気の秘密はここにあります。

手数料が安い

ネット証券の特徴で、手数料は安くなる傾向にあります。特に、信託報酬は0.0938%と、他の投資信託と比較しても十分安いレベルです。基準として、投資信託の手数料が0.2%以下であれば、その銘柄は運用する価値があると判断します。0.0938%でしたら合格です。

なぜ信託報酬が安いほうが良いのかと言うと、新NISAもiDeCoも運用期間は10年~30年ほどと、長期間になります。すると信託報酬の差が、そのまま受取額に響いてきます。

例えば信託報酬が0.20%の20年間と、0.10%の20年間では、受取額がかなり違うのは分かると思います。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの信託手数料は、正直いって・・・

安い!

です。自分の運用銘柄に入れて、間違いない銘柄です。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドのデメリットは?

このファンドのデメリットを探すと、

  1. ファンド構成が「米国株式100%」であること
  2. 現在のアメリカ経済は良いが、今後の伸びの保証は無いこと

が上げられます。

米国株式100%ですから、もろにアメリカ経済の影響を受けることになります。ですから、アメリカになにか問題が発生すれば、今のような好結果はもちろん期待出来ません。2017年のサブプライムローン問題のような金融危機が起きた場合は、一気に利回りが落ち込む危険性はあります。

ただ過去に様々な問題を乗り越えた結果が、上記指標(インデックス)の結果ですから、中長期的な視点で考えれば、あまり気にする必要は無いかもしれません。このように投資信託は、景気が良くても悪くても、そのまま何もせずに(放ったらかして)持ち続けて運用を続けることが、資産を作り出す手法になっています。過去データを見ても、必ず回復してきています。

アメリカ経済の動向をしっかりと見ている人には、デメリットにはなりません。悪くなれば、他の安定銘柄に乗換えれば良いだけですから。放ったらかしの人には、少々危険です。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの総合評価

以上、特徴をご説明してきましたが、いま必ず話題に上がる「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は「eMAXIS Slim米国株式」と共に大人気な投資信託です。アメリカ経済の動向を見ながらの運用でしたら、リスクも少なくなり、かなりの利益を出すことが可能な、特に今、イチオシ銘柄です。

  1. これ1本でアメリカの主要500企業に分散投資されている
  2. 信託報酬が安い
  3. 分配金が無いので効率よく複利で資産形成できる

今の時代で、もっとも利益が出やすい、イチオシ商品と言えるでしょう。信託報酬も0.0938%と安いので利益率もアップ、これはもう投資しない方がおかしい!と思うほどの人気銘柄です。

また分配金も無いために、利益はすべて複利で回していけるために、短期決戦から、中~長期間で資産形成をするには最適な投資信託であるのは間違いありません。

新NISAとの相性は?

結論から言うと、新NISAとの相性は良好です。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、今現在、アメリカ経済が絶好調であること。また円安も手伝って、過去最高レベルの利回りを醸し出しています。

アメリカ経済に100%頼っているために、もちろんこの銘柄一本掛けという訳にはいきませんが、新NISAで全世界株式をメインに、サブとしてSBI・V・S&P500インデックス・ファンドを、アメリカ経済が好調なうちは同時に運用するのがおすすめです。

新NISAとは非常に相性の良い投資信託と言えます。

iDeCoとの相性は?

iDeCoで注意をしたいのは、積立途中でお金が必要になっても、60歳までは引出しが出来ない事です。ですから、運用銘柄も途中で変更する必要のない、安定的な銘柄を選ぶ必要があります。それから判断すると・・・

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドをiDeCoで運用はおすすめしません。

その理由は、アメリカ経済が今後10年~好調である可能性は誰にも分からないからです。という事で、iDeCoとは相性はあまり良好とは言えません。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを購入できるネット証券おすすめ2選

ネット証券を選ぶ理由は・・・

  1. 営業担当者が居ないので、思い通りの銘柄が選べる
  2. 各種手数料が圧倒的に安いので利益が出やすい
  3. 自宅で24時間出来、窓口に行く必要がない

という点が、証券会社や銀行の窓口と違い、圧倒的に有利です。

「営業担当者がいるとアドバイスを貰えるから有利」と思いがちですが、実はその「営業担当者」はその証券会社、銀行の社員であることを忘れてはいけません。

証券会社にしろ銀行にしろ、営業担当者は自分の務める会社に利益を出さなければ評価されません。会社の利益とは「手数料」です。ほぼ必ず、営業担当者は手数料の高い投資商品を組合せてきます。上で説明しましたが、手数料が高ければ高いほど、私たちの手取り金額は少なくなります。だから手数料は安くなければいけません!

結論として、少しでも多くの利益をだすために、必ずネット証券を選びましょう

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、以下のネット証券で購入&運用できます。

利用者数1,200万口座突破!という安心感抜群のSBI証券】

口座の開設数は業界最多の1200万口座を超える最大手です。また投資信託にかかる手数料も無料0円と、手数料の安さが重要ポイントとなる新NISAには理想的なネット証券会社です。

銘柄の取扱数も投資信託で2600本を超え、世界株式は5カ国と業界最多。気になるポイントサイトとの連携も多く、投資運用をするだけでどんどんポイントも貯まります。

資料請求から始められますから、じっくりと投資戦略を練りたい人に最適です。口座開設はもちろん無料です。

ポイント還元率が魅力のマネックス証券】

口座の開設数は業界最多の222万口座を超える人気大手のネット証券です。新NISA取扱商品の手数料も無料0円と、手数料の安さが重要ポイントとなる新NISAには、マネックス証券も理想的なネット証券会社と言えます。

銘柄の取扱数も投資信託で1700本を超え、株式取扱国も日・米・中と主要3カ国を網羅しているため、選びたい銘柄が無いという事はまずありません。気になるポイントサイトとの連携も多く、投資運用をするだけでどんどんポイントも貯まります。

アプリも分析ツールも使いやすいと、とても好評です。口座開設はもちろん無料です。

山本美月さんがイメージキャラクターの松井証券】

口座の開設数は業界最多の145万口座を超え、山本美月さんがイメージガールを務める人気ネット証券です。投信の取扱手数料はもちろん無料0円で、手数料の安さが重要ポイントとなる新NISAと相性の良いネット証券です。

銘柄の取扱数も投資信託で1750本を超え、日本株、米国株のレパートリーは重bんです。

気になるポイントサイトとの連携も多く、投資運用をするだけでどんどんポイントも貯まります。

口座開設は無料ですから、安心して申し込めます。

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