積立NISAで初心者におすすめ銘柄の組合せは?

まだ新NISAを始めていない人にとって、どんな銘柄をいくつ選べば良いのかを決めるのは大仕事です。何を選んでも良いというわけにもいかないので、銘柄選びのコツを知っておく必要があります。

この記事では・・・

  • 新NISAで人気の銘柄5選
  • 新NISAでいくつ銘柄を選べばよいか
  • 銘柄選びの組合せ方

について初心者に分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、新NISAの「つみたて投資枠」で、なんの銘柄をどのように組合せれば良いのかが分かるようになります。

新NISAで人気の銘柄トップ5

以下のリストは楽天証券の新NISAのランキングです。

 eMAXIS slim米国株式(S&P500) 米国株式
 eMAXIS slim全世界株式(オルカン) 全世界株式
 楽天・S&P500インデックス・ファンド 米国株式
 楽天・全米株式インデックス・ファンド 米国株式
 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 全世界株式

大手の証券会社のランキングを見ることは、大きなヒントになります。上のランキングは楽天証券のものですが、これを見ると「米国株式」と「全世界株式」のインデックスファンドのみが上位に上がっています。

全世界株式は約3,000~8,000の世界の株式に投資されたもので、リスクの分散がされているので、その点は安心材料ですが、利益率をみると、米国株式には勝てません。

特に米国経済は好調だったために、直近の利回りは29%と非常に好調です。そのために新NISAでも人気No.1は米国株式です。ただ、これが永遠に続くわけではなく、アメリカ経済に大暴落でも起きれば、米国の1本がけは危険であると判断して良いでしょう。

そのような視点から見て、初心者には全世界株式をおすすめします。全世界株式も、約6割は米国株式ですから、私は全世界株式を押しています。楽天証券に限らず、大手証券会社のランキングはほぼ同じ、米国株式か全世界株式です。

ただ私は日本株も追加する事で、リスク軽減と利益の追求ができると考えています。

新NISAでいくつ銘柄を選べばよいか

投資の鉄則に「分散投資」というものがあります。聞いたことがあると思いますが、投資対象を分散することでリスクを減らすために用います。

基本的におすすめの放ったらかし投資は、その名の通り「放ったらかし」ます。ですから、途中で何かあっても、リスクを最小限にするために、私たちは分散投資をする必要があります。そこで威力を発揮するのが「投資信託」です。投資信託は多数の株式等を組み込んでいるために、それ自体が分散投資されているからです。

すでに分散投資されている「投資信託」ですが、その中でもアメリカのみだったり、日本のみだったりと特徴があります。

そこで私たち投資初心者が「放ったらかし投資」をするのに、おすすめしたいのが全世界と日本の2本立てです。日本の株価は御存知の通り、過去最高高値を更新しています。ただ、日本だけでは日本経済が暴落した際にリスクが大きすぎるために、全世界株式を組合せます。

今の1番人気は米国株式ですが、間もなく世界恐慌が来てもおかしくない状況です。世界恐慌であれば、アメリカも日本もヨーロッパも中国も・・・と全世界の株式が一時的に暴落します。まもなく暴落が始まる可能性は非常に高いですが、新NISAのつみたて投資枠では中長期投資をしていきます。過去の実績からも、来る暴落は必ず乗り越えていますから、それ自体はあまり心配する必要はありません。大事なことは、暴落してもそのまま持ち続けて、積立を続けていくことです。

新NISAのつみたて投資枠は、中長期で利益を出すように設計されていますから、あまり暴落は心配せずに積立を続けていきましょう。

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もう一度結論を言います!

新NISAのつみたて投資枠をするのであれば、次におすすめする投資信託を2つ組合せましょう。

おすすめの組合せ方

ここでおすすめする組合せは、私もやっている方法で、リスクを押さえながら、しかし利益も出しやすい組合せです。

全世界株式を1本と、日本株を1本、合計この2本を新NISAに積み立てていきます。

全世界株式でおすすめなのがオルカンことeMAXIS slim全世界株式インデックスファンドです。おすすめの理由は、全世界株式インデックスの中で、過去の実績がずっと右肩上がりを続け(約7%平均)、しかも手数料が安いので、中長期投資で利益を出しやすい銘柄だからです。

ただオルカンは全世界株式と言いながらも、その構成要素の約6割が米国株式に偏っています。だから、そこに日本株中心のアクティブファンドである「ひふみ投信」を抱き合わせることで、リスクを分散だけではなく、利益の追求も狙えるからです。

具体的な割合は・・・

がおすすめです。私もそうしています。

これからネット証券を選ぶのであれば、SBI証券を選んでおけば間違いありません。口座開設数は1,300万突破とNo.1で、使いやすさで人気の証券会社です。すでに別の証券口座を持っていれば、そこを使ってください。新NISAはとにかく今すぐに始めたほうが良いです。

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まとめ

新NISAで積立をしていくのに、おすすめの戦略は

  • リスクを抑えることと
  • 利益を追求していくこと

を両立させる事です。

米国株式は確かに利回りは非常に高く魅力的ですが、これからの世界恐慌の可能性を考えると、アメリカ一本立ては怖いところがあります。同じように日本株に集中してしまうのも、リスクを大きくしてしまいます。

リスクを押さえながら、利益を最大化する組合せが

です。

「ひふみ投信」はあまり聞き慣れないかも知れませんが、純日本の投資会社であるレオス・キャピタルワークスが運営する「アクティブファンド」です。すでに運営を始めてから16年の歴史があり、信頼性も非常に良いために、私のイチオシとします。構成要素の95%が日本株なので、全世界株式インデックスファンドとは相性は非常に良いです。

SBI証券では「ひふみプラス」という銘柄で、新NISAのつみたて投資枠に購入できます。

もしまだ新NISA口座を開設していなければ、直接アクティブファンドの「ひふみ投信」でNISA口座を作るのもベストです!

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1300万超と国内最大

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非常に安い(ほぼ0円)

取扱投資信託

2500本と多い

取扱い株式

日・米・中・韓・ASEANと5カ国

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口座の開設数は業界最多の1300万口座を超える最大手です。また売買手数料等もほぼ無料の0円と、手数料の安さが重要ポイントとなる新NISAには理想的なネット証券会社です。

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参照文献

金融庁「つみたてシミュレーター」
金融庁「NISAを知る」
一般社団法人 投資信託協会


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