投資の初心者でも資産を増やすことが出来ると言われている新NISA(つみたて投資枠)は本当なのかを検証してみました。
この記事では・・・
- なぜ新NISAのつみたて投資枠は放ったらかしでも増えるのか?
- 新NISAつみたて投資のシミュレーション検証
- 放ったらかしておけば良い銘柄3選
が分かるようになり、最強の新NISAの組合せ銘柄を選べるようになります。
【結論】新NISA「つみたて投資枠」は放ったらかしても資産が増える!
新NISA「つみたて投資枠」は毎月コツコツと貯めながら10年、できれば20年放ったらかしておけば、ほぼ確実に資産は形成されていきます。
実際には新NISAに限らず「一般口座」などでも同じように増えるのですが、最大1,800万円までは非課税で投資ができる新NISAは「非課税」であるために、より効率的に増えていきます。
もちろん投資の世界に「絶対」はありえないので「100%確実ですよ」とは誰も言えません。それが投資です。でも過去数十年の実績を知れば、かなり正確に分析ができますから、それほど心配する必要はありません。
つみたて投資というのは、市場が上がっても下がってもずっと毎月かけ続けていることで、10年後、20年後に高確率で資産を作り上げることができる、非常にすぐれた投資手法です。これを非課税である(限度額まで)新NISAで積立ていくだけで良いのです。この新NISAつみたて投資枠にベストマッチな、放ったらかせる銘柄は以下でご紹介していきます。
どのネット証券を選べば良いのか迷ったら口座開設数1,100万超えの一番人気「SBI証券」を選んでおけば間違いありません。
あとは「どの銘柄を選ぶか」だけです。
その前に新NISA口座は開設しておきましょう♪
放ったらかせばいい新NISAつみたて投資枠おすすめ銘柄3選とシミュレーション予想
初心者におすすめな、失敗しない銘柄選びは次の3つです。
オルカン(日本含む)で基盤を作る⇒eMAXIS slim全世界株式インデックスファンド
2024年11月3日現在の全世界株式インデックスファンドである「eMAXIS slim全世界株式インデックスファンド」は外せません。この銘柄は全世界の約3000の株式(日本株含む)に分散投資されているために、非常に安定していて、過去30年間の平均年利は約7%程度でずっと右肩上がりの銘柄で直近では29.35%という高い利回りを得ています。
この銘柄には日本株も含まれており、この1本で日本株も世界株にも投資ができる、放ったらかして資産を作りたい人には最適な投資信託です。
またeMAXIS slimシリーズは信託報酬も格安なので、長期投資では利益率の良さで新NISAとは相性抜群のおすすめ銘柄です。
上のシミュレーションでは、どちらも月々3万円を20年間積立てたときの試算です。左側が直近の利回りで29.35%という好成績を出しています。この場合には20年後に4億365万円の資産が作れる計算です。ただし、この素晴らしい利回りが今後もずっと続くかどうかは、今後の世界経済次第なので保証はないのは知っておきましょう。
右のグラフは5年平均の利回りで、それでも年利19.31%、月々3万円づつの積立てで20年後に8,412万円となります。これはより現実的な数字です。eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンドは設立以来ずっと右肩上がりの成績を残していますから、放ったらかして投資をしたい人には絶対におすすめの銘柄です。これ1本でも大丈夫でしょう。
日本株を含む世界株約3,000銘柄に分散投資ができているため適度なリスク回避ができ、新NISAつみたて投資枠でズボラな人でも利益が見込める超定番のインデックスファンドです。
全米株式で利益を上乗せ⇒eMAXIS slim全米株式(S&P500)
全米株式はここ数年、人気No.1の銘柄です。2024年11月3日現在のeMAXIS slim全米株式(S&P500)の直近利回りは34.1%という素晴らしい成果を上げています。アメリカ経済が好調な点、さらにGAFAMと呼ばれるGoogle, Apple, Facebook, Amazon, Microsoftなどが好調で、このような高利回りを叩き出しています。今すぐ投資するのであれば、全米株式は絶対に外せません!
ただし注意点があります。
アメリカ株式に1点集中しているため、「全世界株式」のように多国籍に分散投資がされていない分、リスクが少し高くなります。ですから、この1本掛けは避けたほうが良いでしょう。
先に述べた「全世界株式」を70%程度、このMAXIS slim全米株式(S&P500)を30%程度組み入れることで、全世界株式以上の高利回りを狙うことができる事が、一番人気の理由です。この割合は好きに決めればよいのですが、よりリスク分散された全世界を多めにしておくことで、リスクを押さえながら利益追求ができます。
全米株式のシミュレーションでも、月々3万円を20年間積立てたときの試算をしてみましょう。左側が直近の利回りで34.10%という好成績を出しています。もし、このまま続けば、20年後に8億7824万円の資産が作れる計算です。この高い利回りがずっと続くかどうかがリスク要因で、今後のアメリカ経済次第となります。
右側のグラフは5年平均の利回りで、より現実的でしょう。それでも年利19.31%、月々3万円づつの積立てで20年後に1億5,240万円貯まることになります。
全米株式は今最もホットなインデックスファンドですが、もう一度注意点です。それはアメリカ経済に100%依存していることです。この点が、先に述べた全世界株式と違い「国の分散」がされていませんから、その点リスクが高くなります。
リスクが高い分、今のように強いアメリカ好景気になると、かなりの利益が見込めます。「全米株式」と「全世界株式」の割合を2:8か3:7の割合で投資しておくと将来が楽しみです。
オルカン(eMAXIS Slim全世界株式)と全米株式(eMAXIS Slim全米株式(S&P500)を扱っているネット証券ならどこでも良いので、まだ新NISAを始めていない人は、今すぐに始めましょう。積立投資の強みは「できる限り長期間投資しておく」ことです。
どこのネット証券か迷ったら、使いやすさと利用者数No.1のSBI証券にしておけば間違いありません。
まとめ
この記事では、新NISAつみたて投資枠で放ったらかして資産形成をしたい「ずぼらな人」に最適な銘柄をご紹介してきました。
積立投資は「長期間ずっと続けること」で資産がどんどん増えていく投資法です。だから放ったらかしにすることで、20年後にはかなりの資産になっているはずです。
投資銘柄は、過去の実績があり、リスクを最小限に抑えた全世界株式(eMAXIS Slim全世界株式:通称オルカン)が最も相性が良いでしょう。
その上で、さらに利益を追求するのであれば、eMAXIS Slim全米株式(S&P500)を全体の2~3割に押さえて、自分の積立てに設定しておきましょう。
新NISAのつみたて投資枠は1,800万円まで非課税ですから、儲かった利益はまるまる残ります。NISA口座がまだなら、今すぐにネット証券で作って投資を始めましょう。
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